専門学校にて、6時限の映像編集授業を終えました。
前半は、DaVinci Resolve(映像編集ソフト)の基本操作からスタート。
ショートカットやカット編集など、編集の土台となる技術をみんなで学びました。
後半は、これまでの撮影実践で撮りためた素材を使い、それぞれがBGMに合わせて一本の映像を制作。
一人ひとりの感性で編集を進めてもらいました。
すると、たくさんの質問が飛び交いました。
・BGMをフェードアウトするにはどうやるんですか?
・じんわり場面を切り替えるには?(トランジション)
・暗転(ブラックアウト)はどうやって入れるんですか?
・ただ素材をつなぐだけではなく、もっとストーリーを感じる映像にしたいです。
「こんな映像にしたい」というイメージが頭の中に生まれたからこその質問ですね。
編集ソフトの使い方を学んでいるのではなく、「表現すること」を楽しみ始めた瞬間だったのかもしれません。
そして、改めて、撮影した素材を見返していて、もう一つ驚いたことがありました。
それは「光」を意識したコントラストのあるカットがたくさんあったこと。
今回の授業は、映像のプロを育てるための授業ではないので、
カメラの理論や編集理論を細かく教えることはしていません。
それよりも、「印象的な映像を撮るには、まずここを意識してみよう!」というような、
実践ですぐに使える技術や考えを伝えてきました。
その結果が、今回の映像にしっかりと表れていました。
こんなことを言ったら同業の方に怒られるかもしれませんが、
ポイントさえ押さえれば、難しい理論を学ばなくても"いい画"は撮れるようにる。
それを学生たちが証明してくれたことが、何より嬉しかったです。
また、それを教えることができた、という結果に自分自身も嬉しかったのと、それは結構需要があるのかなとも思ったり。
今の時代にあっているというか。
正直、みんな知りたいのはそこですよね。
そこから映像の楽しさを知り、必要になったタイミングで理論を学べばいい。
その順番のほうが、今の時代には合っているし、自分もそれでやってきたからこそしっくりきます。
今回の授業は、学生たちだけでなく、僕自身にとっても「教え方」を見つめ直す、とてもいい機会になりました。
編集中には、
「これ誰が撮ったの?すごい!」
「光がきれい!」
「このカット素敵!」
という声が教室のあちこちから聞こえてきました。
次はいよいよ本番。
7/25に行われた「カレッジウェディング」の編集です。
映像を組み立てる技術は、もう十分身についてきました。
あとは、一人ひとりが撮った想いを、一つの作品としてどう表現するか。
完成する映像が、今からとても楽しみです。