こんにちは。MEAL RECORDSです。
本日は、弊社が撮影およびカラーグレーディングを担当させていただいた
「勝山建設」様のブランディングムービー、その撮影の裏側をご紹介します。
今回は、北信州・飯山エリアで増加している
海外からの古民家再生ニーズに向けた、前編英語の映像作品となっています。
メイキング写真は少なめではありますが、
メインとなる土間空間とインタビューシーンを中心にお届けします。
また、ディレクターの太田さんにいただいた、
セッティングから撤収までの冒頭のタイムラプスもぜひご覧ください。

今回のロケーションは2階建てで窓が多く、
自然光が回りすぎる環境だったため、まずは黒幕を使って不要な光を遮断していきます。
ドローンチームは早朝から別で撮影に出ていたため、現場の仕込みは一人で対応。
やはり時間はそれなりにかかりました・・・。

今回も太田さんによるディレクションが非常に緻密だったため、
自分は「映像美」を担うポジションとして参加している、と勝手に解釈。笑
職人のカットでは力強い陰影を、道具のカットでは質感を引き出すため、
光の質感や角度を細かく調整していきます。

照明を組み終え、古材を入れてみたところ、
土間に収まりきらず、やむなく扉を開けることに。
すると光の入り方が大きく変わり、
狙っていたライトシャフトがうまく出なくなってしまったため、再度余計な光を遮光。
調整後、無事にライトシャフト(光の境目)を出すことができました。
また、古材は色が濃いため、
シャドウが潰れすぎないよう慎重にコントロールしています。

現場ではよく「もう少し明るく」「もう少し暗く」といった会話が出ますが、
実際には“明るさ”と“コントラスト”はまったく別の要素です。
例えば、全体に光が回りきった状態で撮影された素材を、
後から「印象的に暗くしたい」と言われても、陰影がなければ編集で表現することはできません。
つまり求められているのは「暗さ」ではなく「陰影」。
このあたりは専門的な領域でもあるため、クライアントさんはわからなくて当然の部分もあります。
その都度しっかりとご説明しながら進めていますので、安心してお任せいただければと思います。

スチールと映像を行き来しながら進める撮影は、
とてもクリエイティブで刺激的な時間です。
フォトグラファーは宮崎さん。今回が初めてのご一緒でしたが、
互いのリズムを共有しながら、心地よく進行できました。

続いては屋外でのインタビュー撮影。
先ほどの室内とは対照的に、
明るい環境の中でいかに陰影を作るかがポイントになります。
まずキーライトとなる太陽光をディフューズし、
光を柔らかくコントロール。
さらに反対側にカポックやブラックフラッグをできるだけ近づけ、
意図的にシャドウを作ります。
仕上げに写真左奥からバックライトを加えることで、
被写体に立体感を持たせています。
そして最後は風との戦い。
ディフューザーはすぐに向きが変わり、
カポックは倒れそうになり…
なかなかタフな現場でした。汗

そして映像完成後、別日に打ち上げ。
芋焼酎の三岳を手土産に参戦させていただきました。


目の前には、なかなかお目にかかれないレベルの肉の塊。
捌いて焼いて、最高の時間でした。

勝山建設の小笹さん、佐伯さん、ディレクターの太田さん、本当にありがとうございました!
世代も近く、好きなブランドや感覚もどこか似ていて、
自然と距離が縮まっていくような、心地いいチームの現場でした。
それぞれが自分たちのスタイルをしっかり持って仕事をされているところがとても魅力的。
ご一緒できて本当に嬉しかったです。
またひとつ、特別な現場に出会えた気がします。
次もいいものを作りましょう!
本編のブランディングムービーは、ぜひこちらからご覧ください。
実績ページを見る
勝山建設
http://katsuyamakensetsu.jp/
Creative Director 太田 伸幸さん
https://x.gd/JkZxw