動画制作の企画を社内で通すためには、「面白い企画」だけでなく、
目的・効果・コストが一目で理解できる構成が重要です。
特に稟議では、企画内容を詳しく説明するよりも、
意思決定者が短時間で判断できる情報整理が求められます。
ここでは、A4一枚でまとめられる実用的な動画企画書テンプレートを紹介します。
①企画タイトル
動画の内容が一目で伝わるタイトルを記載します。
(例)
・採用強化のための企業ブランディング動画
・展示会来場者を増やすPR動画企画
②企画の目的(Why)
なぜこの動画が必要なのかを明確にします。
「動画を作ること」が目的ではなく、達成したいビジネス課題を書くことが重要です。
(例)
・採用応募数の増加
・サービス理解の向上
・展示会来場者の増加
・ブランド認知の向上
※可能なら数値目標を入れると説得力が増します。
③ターゲット(Who)
動画を届けたい対象を具体的に設定します。
(例)
・25〜35歳の転職希望者
・製造業の購買担当者
・地域の高校生・大学生
ターゲットが明確だと、動画の内容やトーンの判断がしやすくなります。
④動画コンセプト(What)
動画の核心となるアイデアを簡潔に説明します。
(例)
「社員のリアルな声を通して会社の魅力を伝えるドキュメンタリー形式」
「製品の強みをストーリー仕立てで紹介するPR動画」
ここでは1〜2文で要点だけを書くのがポイントです。
⑤動画内容(構成イメージ)
動画の流れを簡単に説明します。
(例)
1. オープニング:会社のビジョン紹介
2. 社員インタビュー
3. 仕事の現場風景
4. メッセージ・エンディング
※詳細な絵コンテは不要。
稟議段階では大枠だけで十分です。
⑥活用方法(Where)
制作した動画をどこで使うのかを明確にします。
(例)
・採用サイト
・YouTube
・展示会ブース
・営業資料
・SNS広告
複数の活用先があるほど、費用対効果が説明しやすくなります。
⑦制作概要
・動画尺:1分〜3分
・制作方法:実写/アニメーション
・納期:○年○月予定
⑧予算
概算で問題ありません。
(例)
制作費:○○○万円
内訳:企画/撮影/編集/ナレーション等
⑨期待される効果
動画制作によって得られる成果を書きます。
(例)
・採用エントリー数の増加
・商談時の説明効率向上
・ブランド認知の強化
⑩スケジュール
(例)
企画決定 → 撮影 → 編集 → 公開
約○週間〜○ヶ月
まとめ
社内稟議を通す動画企画書では、
「面白さ」よりも「目的・効果・コストの明確さ」が重要です。
特に以下の3点を押さえると通りやすくなります。
・動画で解決する課題を明確にする
・活用方法を具体的にする
・費用対効果を示す
A4一枚に整理することで、意思決定者が短時間で内容を把握でき、スムーズな承認につながります。
伝えたいアイデアをシンプルな構造にまとめ、
目的・活用方法・期待できる効果を明確にすることが、企画を通すためのポイントです。
まずはA4一枚の企画書から、説得力のある動画プロジェクトをスタートさせてみてください。