結婚式の準備が進むと、多くの方が一度は悩むのが、
「前撮り(または後撮り)をしたほうがいいのか?」という点です。
ウェディング映像を残す仕事に15年間携わってきた経験から言うと、
前撮り・後撮りは“結婚式本番とは別の価値”を持っています。
この記事では、前撮り・後撮りをする意味、
そして迷いやすい スタジオ撮影とロケーション撮影の違い を、
プロの視点から分かりやすくまとめます。
これを読めば、あなたに合った撮影スタイルがきっと選べるようになります。
形だけの行事ではなく、
「しっかり写真や映像を残す時間」として前撮りを選ぶ方が増えています。
その理由としては、次のようなものがあります。
● 1. 結婚式当日は“ゆっくり撮る時間がない”
当日は進行が詰まっていて、写真や映像のためだけに時間を確保することは難しいものです。
前撮りなら、衣装・ヘアメイク・ロケーションをゆっくり楽しみながら撮影できます。
● 2. 好きな衣装を自由に楽しめる
和装・洋装を両方撮りたい、色打掛をしっかり残したい——。
前撮りであれば、選択肢が広がります。
● 3. オープニング・エンドロール映像に使える
前撮り動画や写真を使うことで、式当日の映像の完成度が一気に上がります。
特にムービー制作を検討している場合は非常に相性が良いです。
● 4. “ふたりの記念日”として残せる
結婚式の緊張感とは違う、普段の表情や自然な距離感が映像や写真に残ります。
前撮り・後撮りを検討するとき、まず悩むのがこの二択です。
それぞれの特徴をまとめると次のようになります。
● スタジオ撮影の特徴
◎ メリット
・天候に左右されない
・ライティングが整っていて仕上がりが安定
・移動が少ないので体力的に楽
・背景や世界観をコントロールしやすい
特に「落ち着いた雰囲気」「品のあるポートレート」を残したい人に人気です。
▲ デメリット
・動きのある写真や自然光の表情は出しにくい
・自然体よりも“整った写真”に寄りやすい
・スタジオの作風に影響されやすい
・カット数が少ない
● ロケーション撮影の特徴
◎ メリット
・自然光でナチュラルな表情が出しやすい
・景色そのものが思い出になる
・動きのあるカットが豊富に撮れる
・映像との相性が非常に良い
海、公園、街並み、季節のロケーションなど、“自分たちらしさ”を表現したい人に向いています。
▲ デメリット
・天候に大きく左右される
・移動があるため撮影時間が長くなる
・許可申請が必要な場所もある
結論、「何を残したいか」で決まります。
● スタジオが向いている人
・しっかり整った、きちんと感のある仕上がりを求めたい
・じっくりポーズを決めたい
・上質できれいなポートレートを残したい
● ロケーションが向いている人
・自然体で動きのある写真や映像が欲しい
・季節感を残したい
・ロケーションも含めた世界観を大切にしたい
もし迷っているなら、映像を重視する場合はロケーションを選ぶ方が満足度が高い。
というのが15年間の経験からの体感です。
自然の光やロケーションが映像の雰囲気を大きく引き上げてくれます。
1. ロケ地の許可・費用を事前に確認する
人気スポットは申請が必要なケースが多いです。
2. 衣装・ヘアメイクを妥協しない
写真も映像も、衣装とのバランスで仕上がりの印象が大きく変わります。
3. 撮影者の作風(ポートフォリオ)を必ずチェックする
「誰が撮るか」で満足度が大きく変わります。
好みのテイストと合うか、自然な表情を引き出せる人かどうかを見極めてください。
結婚式当日には撮れない瞬間や表情を、前撮り・後撮りでは残すことができます。
衣装・季節・場所など、自由度の高い選択肢から「ふたりらしい記念日」を残せることが最大の魅力です。
スタジオは“整った美しさ”
ロケーションは“自然な美しさ”
どちらを選んでも間違いではありません。
大切なのは、「自分たちの結婚の節目をどんな形で残したいか」という想いです。
その答えに合う撮影方法を選んでいただけたらと思います。
MEAL RECORDSでは、結婚式の映像をただの“記録”に終わらせないことを大切にしています。
おふたりの「想い」や「物語」を丁寧に聞き取り、一組一組にオーダーメイドな映像を届ける。
それが私たちのコンセプトです。
この記事で触れた内容は、結婚式の映像を考えるうえでの一つの判断材料にすぎません。
そもそも、結婚式の映像をどう考えるべきか、全体像から知りたい方はこちらの記事でまとめています。