昨日は結婚式のエンドロールの前撮りで新郎家ご実家へ伺いました。
お母さんのコメントを撮りたくて、予定としてはロケーションの素敵な場所で、
と考えていたんですが、居間でのご挨拶から、さりげなく会話がスタート。
ちゃんと撮影するよりも、自然にお話いただけそうな空気を感じて、さりげなくRECをスタート。
そのまま1時間、お母さんは、たくさんの想いを聞かせてくださいました。
テーブルには今は亡き新郎のお父さんのお写真。
今日のためではなく、いつも置かれている雰囲気がすぐに伝わりました。
お母さんの会話の節々から旦那さんへの愛が感じられて、とても素敵だった。
いままで家族にも話していなかったという、当時のことを泣きながら赤裸々に話してくださり、
新郎新婦も、僕も、泣きながらその言葉を聞いていました。
新郎は1歳9ヶ月でお父さんを亡くし、6人兄弟の末っ子。
お母さんは一人で6人を育て上げました。
その中でお母さんが涙ながらに話してくれた言葉があります。
「お父さんの遺伝子を受け継いだ6人の子どもを授かって、
私は宝物をもらって本当にとても幸せ!」
その言葉が、いまでもずっと胸に残っています。
もっともっとたくさん書きたいことはあるんですが、
あとは作品へ想いを込めたいと思います。
今回、この時間を共有した僕だからこそ撮れるものがある、そう感じています。
技術的なことではなくて、ちゃんと愛をもって心で撮れる準備が整ったということ。
量産なんて出来なくていい。
時間をかけてでも、1組1組のご家族の想いを背負って撮る。
それが、僕が行き着いたウェディング映像の本質です。
もう大丈夫。当日はご家族の「想い」を背負って撮影させていただきます。
公開後、ぜひ観ていただけら幸いです。