私はこれまで、数十の会場と直接提携し、MEAL RECORDSの代表として、
そして自分自身も映像カメラマンとして、15年間ウェディング業界に携わってきました。
初めて撮影を依頼するカップルの多くは、
「何を基準に選べばいいのか分からない」と不安を抱えています。
その気持ちはとてもよく分かります。
制作会社ごとに作風や考え方が違い、価格もプランもバラバラ。
情報が多いほど、かえって迷ってしまうものです。
だからこそこの記事では、
撮影を依頼する前に知っておくと必ず役立つことを、
これまでの経験にもとづいて丁寧にお伝えします。
読んでいただければ、
どんな撮影スタイルが合うのか、どう選べば後悔しないのか、
しっかり判断できる軸を持てるはずです。
15年間撮影してきて強く感じるのは、
映像は“その日の空気ごと”残せるということです。
写真では伝わらない声、仕草、緊張感、家族の会話、笑い。
結婚式は一瞬で過ぎていきますが、映像は当日の温度をそのまま閉じ込めます。
後から振り返ったときに「こんな表情していたんだ」と気付かれる方も多く、
ご家族にとって大切な宝物になることが多いです。
後悔の多くは“選ぶ基準が分からないまま契約した”ことから生まれます。
・仕上がりのテイストが合っていなかった
・撮影してほしいシーンが抜けていた
・会場手配と持ち込みの違いを理解していなかった
これらは事前に知っていれば避けられるものばかりです。
映像の良し悪しは、機材よりも“撮る人の考え方と姿勢”で決まります。
私が重要だと考えているのは、次の3つです。
1. 撮影スタイルや作風が自分の好みと合うか
シネマティック、ドキュメンタリー、ナチュラル、演出系など。
同じ式でも、どの視点で切り取るかで作品は大きく変わります。
カメラマンのポートフォリオは必ずチェックしましょう。
2. カメラマンと直接コミュニケーションが取れるか
カメラマンと実際に顔を合わせ、自分たちの想いを直接伝えられるかはとても重要です。
「どんな想いがあるのか」「どのシーンを大切にしたいのか」
そして、その「想い」にちゃんと寄り添ってくれるのか。
その感覚は、当日の安心感にも、仕上がりのクオリティにも直結します。
3. ウェディングに対して“どれだけ愛を持って向き合っているか”(ここが一番大事!)
技術だけでなく、結婚式そのものを大切に思う姿勢が作品の温度を決めます。
新郎新婦や家族の想いに寄り添える人ほど、自然と目の前の小さなストーリーを拾えるものです。
そうした姿勢が積み重なることで、ただ記録するだけではない“心を動かす映像”になります。
会場提携には安心感がありますが、
外部カメラマンに直接依頼することで得られるメリットもあります。
・撮影スタイルを自由に選べる
・カメラマンの人柄・価値観で選べる
・細かな要望をそのまま伝えられる
直接依頼の場合は、おふたりの好みに合わせて柔軟に表現を調整できる点が魅力です。
会場手配とはまた違ったアプローチができるため、選択肢のひとつとして知っておくと良いと思います。
結婚式の映像は、今のあなたが見るためだけのものではありません。
数年後、家族が増えたとき、大切な人が見返すとき、価値が何倍にもなる。
そんな瞬間を何度も見てきました。
どんな形で残すかは、とても大切な選択です。
だからこそ、納得のいく判断ができるよう、少しでも参考になれば嬉しく思います。
映像は、結婚式という一日を“記憶以上の形”で残してくれます。
どんなカメラマンに依頼するかはとても大切な選択ですが、正解はひとつではありません。
大切なのは、
「自分たちが何を残したいのか、その想いに合う相手を選ぶこと」。
撮影スタイル、技術、カメラマンの姿勢、人柄、それらが心地よく噛み合ったとき、
映像はただの記録を超え、何年経っても色あせない「宝物」になると思います。
迷うのは当然です。
でも、知って選べば、後悔のない決断ができます。
この記事が、おふたりにとって
“納得できる選び方” を見つけるきっかけになれば嬉しく思います。
MEAL RECORDSでは、結婚式の映像をただの“記録”に終わらせないことを大切にしています。
おふたりの「想い」や「物語」を丁寧に聞き取り、一組一組にオーダーメイドな映像を届ける。
それが私たちのコンセプトです。
結婚式の映像は、ただ「撮る・残す」だけではなく、
誰が・どう撮るか、そして何を残すのかで価値が大きく変わります。
ここからは、これから映像を検討する方が特に迷いやすいポイントについて、
よくある質問ごとに、もう少し具体的にお話ししていきます。
まず多くの新郎新婦が最初に悩むのが、
「会場提携のカメラマンに任せるべきか、それとも外部に依頼するべきか」という点です。
それぞれにメリット・デメリットがあり、
知らずに決めてしまうと後悔につながることも少なくありません。
写真があれば十分では?
映像を検討する多くの方が一度は抱くこの疑問に対して、
15年の撮影経験から見えてきた「映像の本当の役割」を整理しました。
映像を残したにもかかわらず、「思っていたものと違う」「結局見返していない」
そんな声を耳にすることがあります。
実際の現場でよくある失敗例と、プロの視点での回避方法を具体的に解説します。
当日の映像だけで十分なのか、それとも前撮り・後撮りを加えるべきなのか。
それぞれが持つ意味と、向いているカップル・向いていないケースを整理しました。