「100〜300万円の企業動画」と聞くと、
ちょっと大きなプロジェクトに感じますよね。
でも実際の流れは、意外とシンプルです。
ここでは、初回相談から納品までをわかりやすくまとめます。
最初に行うのは、「どんな動画を作りたいか?」の整理です。
よくある相談はこんな内容です。
・会社紹介を作りたい
・採用に使える動画がほしい
・展示会用に流す映像が必要
・Webサイトをリニューアルするので動画も入れたい
ここで大切なのは、
“何を作るか”よりも“何のために作るか”をはっきりさせること。
ターゲットや使う場所によって、動画の作り方は大きく変わります。
ヒアリング内容をもとに、制作側が企画を組み立てます。
・企画コンセプト
・ストーリー構成(3〜5分が一般的)
・演出プラン(インタビュー中心か、物語りかなど)
・概算スケジュール
この段階で企画書・構成案・簡易絵コンテが提出されます。
100万円以上の案件では、この設計段階こそがプロジェクトの肝になります。
撮影前にやることが一番多いです。
・シナリオ作成
・ロケハン(下見)
・出演者調整
・香盤表作成
・必要機材の選定
この準備を丁寧にやることで、撮影当日がスムーズに進みます。
規模にもよりますが、1日〜数日かけて撮影します。
・インタビュー
・社員の働く様子
・工場やオフィスの風景
・ドローン撮影
撮影当日は、以下のチーム体制が一般的です。
・ディレクター
・カメラマン
・カメラアシスタント
・音声
・照明(規模による)
この価格帯では、
「ただ撮る」ではなく、伝わる表情や言葉を引き出すことを大切にしています。
撮影した素材を編集して、1本の動画にまとめます。
・不要部分のカット
・テロップ追加
・BGM挿入
・色味の調整
・ナレーション収録
・MA(音調整)
初稿提出 → 修正 → 最終版完成という流れが一般的です。
修正回数は契約で定めることが多く、通常は2〜3回程度。
用途に合わせてデータを納品します。
・Web用データ
・展示会用高画質データ
・SNS用の短縮版
最近は、本編+ショート動画セットで納品するケースが多いです。
100〜300万円の企業動画では、だいたい 1.5〜3ヶ月 が一般的です。
・企画:約2〜3週間
・準備:約2〜4週間
・撮影:1〜数日
・編集:約3〜4週間
スケジュールが短すぎると、企画の質が落ちるリスクがあります。
100万円未満の動画との違いは、
・戦略設計の深さ
・ディレクション力
・演出設計
・編集クオリティ
・伝わる言葉の抽出力
単なる「撮影代」ではなく、
企業の価値を言語化し、映像化するプロセスへの対価です。
100〜300万円の企業動画は、ただの映像制作ではなく、
「企業の価値をどう見せるか」を設計するプロジェクト。
初回相談から納品まで、約2ヶ月前後。
企画設計が成功の鍵を握ります。
そして最終的に問われるのは、
その動画が、会社にとって意味のある投資になったかどうか。
価格ではなく、成果で評価される領域。
それがこのレンジの企業動画制作です。
企画・設計の進め方も解説しています。